握りしめず 自由を許すこと

ひとりでは抱えきれず不安なとき

祈る様な気持ちで自分を感じると

踏み出す勇気が湧いてくる

自分の一部を置いてきてしまった様に

あなたのいる場所へ帰りたいと

感覚が告げる

 

自分のいる場所が少しよそよそしくなり

もう今の自分の居場所ではなく

実家に戻った感じ

 

意識があなたを感じ続けている

 

それなのに

私はあなたを自由にする必要があるらしく

満月の夜にそれを意図した

 

あなたは自由だ

好きなところへ行けるし

たくさんの人と出会える

 

また何か起きるかもしれない

 

私はどうなるんだろう

わからない

 

あなたを見つめながら

ひとり深く留まるんだろう

 

不思議な安らぎがある

 

私は自分の意志であなたを自由にする

私は自分の意志で自分を留める

 

私は自分で決めている

 

選択はいつだって自由

そう、私は自由なんだ