浮き沈み
ふたつの極の間を揺れ動く
スピードがぐんと上がり
愛で満ち足りた瞬間も
恐れおののく瞬間も
どちらもそこに留まり続ける事がない
5分先の自分も予測が出来ない
ならば二極ではなく全てをホールで捉えて
"同時に全て”という位置に
自分を持って行くことは可能だろうか
願望を放とう
私は全てを眺める始まりの視点に存在し
そこから全てを眺めている
全てを含むとても静かな場所で
何もジャッジせずに ただ眺めている私
始まりと終わりが同時に存在する
時間さえも内包する
私がひとり佇む場所