破壊
敗北から立ち上がったと思ったら
5年間 ハートの奥で大切に守ってきたものが
砕け散ってしまった
予想外の出来事に ただただ茫然自失
どこかでは これが必然だと分かっている自分がいて
高みから 事の成り行きを冷静に眺めている
暗い夜の底を ふらふらしながら歩いた
悲しみも怒りも 何も感じられなかった
強いショックは感覚を麻痺させるのだろう
一睡も出来ず 夜が明けた
悲しいし 寂しい
また日常は始まるし ご飯だってきっと美味しい
それでもやっぱり何かが欠けてしまった
愛とは何て豊かなメロディだったんだろう
全てを遮断した無音の世界は
平穏だけど 単調でモノトーン
昨日までの自分を眩しく感じる
お疲れ様 私