2023-05-31 受容 『自分の自由に生きらず お前は昔と全然変わってないんだな』 まどろむ意識に かすかに届いた言葉 抵抗も起きなくて 言葉が胸に刺さる ああ そうか 今も昔も私は同じところにいるのか そう思ったら 情けない自分を受け入れたような安堵感と共に 暖かい涙が流れた 情けないけど これが私の現在位置なんだろう 目をつぶって走り抜けたつもりが 同じ場所をぐるぐる回ってた 私には出来なかったと認めるより 怖いから出来ないと 自分を憐れむ方が楽だった 変な力みは少しとれたかな 人の言葉を聞けないのも 変に力んだ負けず嫌いゆえ 出来ない自分に価値はないと 自分に課した檻