グラウンディング
軸の無い生き方が 嫌いだった
見えない世界に重きを置いて
現実をちゃんと生きてない人が許せなかった
私の母は 嫁ぎ先の宗教とは異なる信仰を選び
家族の枠に収まるよりも 信仰を選んだ人
妹ふたりは まだ幼くて
父や 祖父母や 親戚からのプレッシャーに耐え切れず
私は お墓の前で泣きながら 宣言した
『不幸の連鎖は私で止めます。だから、この家は私の代で終わりにします。』
それ以来 宗教 スピリチュアル 意識の世界は大嫌いだった
現実から逃げて
他力本願で…
偉そうな事言うなら 税金ちゃんと納めろよって思ってた
そんな私が 今は振り切れて
反対側へ飛んで来てしまった
願わくば
大樹の様に どっしり根を張り
現実 と 意識
ふたつを融合させて 生き抜きたい
それが 幼い頃に 泣いた自分への献花かな